本文へスキップ

ギャッベのお手入れ方法

ギャッベは水洗いできます

ギャッベはウールに草木染の、100%自然素材の絨毯です。
使いはじめよりも、1年、2年と使い込んでいくごとに味わいと心地よさが出てきます。
ずっと気持ちよくお使いいただくために、そして次の世代にお伝えいただくためにも、適切な方法でお手入れ頂くことをおすすめします。

お手入れ方法

普段のお手入れ

ギャッベの普段のお手入れは掃除機で十分です。汚れが気になるときは、しっかりと絞った雑巾で毛足にそって拭き、十分に乾かしてください。


ブラッシングは必要?

ギャッベにブラッシングは必要ありません。せっかく踏んで馴染んできた毛足を元にもどしてしまう恐れがあります。同様に、掃除用の粘着テープも繊維をばらしてしまいますので使用しないでください。


ギャッベの洗い方

部分洗い

コーヒーや食べ物をこぼしてしまっても、たいていの汚れは目立たなくなります。

1.ギャッベの汚れた部分を水でをぬらし、シャンプーを泡立ててタオルや雑巾を全方向に動かしながらよく洗う。
2.水で濡らしたタオルや雑巾でシャンプーをしっかりとふき取る。
3.平らな場所でしっかりと乾かす。


タオルで水洗い

本場イランでは水洗いが基本のギャッベですが、平たい場所で水抜きをしないとゆがみや色にじみの恐れがあり、大きさや環境によっては大変な作業です。そこで、タオルで手軽に洗う方法をおすすめします。
使用する洗剤は人にもやさしい頭髪用シャンプーなどをご利用ください。

1.シャンプーを泡立てて、乾いたままのギャッベの表面にのせる。
2.タオルや雑巾で毛足の方向にしたがって泡で拭いていく。
3.ぬらした別の雑巾で、同様にしっかり泡を拭きとる。
4.平らな場所に広げて十分に乾かす。


水洗い

水洗いが必要な場合には次の方法をご参考ください。
1.平らな場所に置いてギャッベをぬらし、シャンプーを泡立てて、ブラシ、またはタオル等を全方向に動かしながらよく洗う。
2.水で洗剤をしっかりと洗い流し、毛足の中にたまっている水を手でかき出す。水が自然に抜けるまでしばらくそのまま置く。
3.平らな場所でしっかりと乾かす。

※洗ったあとすぐに吊り下げたりしますと、重みで形がゆがんだり、まれに下の方の色が濃くなる恐れがあります。
※乾くのに時間がかかるので、夏場の晴れた時期をお勧めします。


ギャッベの保管方法

しばらく使わないときは

長期間使用せずに保管する場合は、以下の点にご留意ください。

※湿気のたまらない場所に、必要に応じて防虫剤などを使用して保管すること。
※巻いて保管する場合は、表(毛足のある側)を内側にして巻いてください。
※ビニールなどでの密閉は避け、空気が通るようにしてください。


「遊び毛」などについて

遊び毛

ウール100%の手織り絨毯であるギャッベは、使いはじめにふわふわとした「遊び毛」が出ることがありますが、品質には問題ありません。薄く刈り込んだギャッベや小さなものでは目立たないことが多いのですが、分厚いものや毛足の性質によってはパイルの隙間に入り込んだ細かい繊維状の毛がしばらく出続けます。使っていくうちにしだいに収まっていきますが、掃除機をこまめにかけ頂き、よく踏んで頂くことでより早く落ち着きます。

表面の毛足が丸まり遊び毛がなくなったころからギャッベの本当の気持ちよさがでてくるといえるでしょう。


長くでてきた毛足、くるん!と丸まった硬い毛

使い始めてしばらくたつと、不ぞろいな長い毛足が表面に出てくることがあります。これは、2本のウールを手でよって合わせる時に一方が強く巻かれ、使用するうちによりがほぐれて表面に長く出てくるものです。発見したら、周囲の毛の長さにあわせてハサミで切ってしまって大丈夫です。
また、ギャッベを撫でつけると、くるん!と強く巻いた固い毛足が手にあたることがあります。これは手紡ぎ糸特有のもので品質には問題ありませんが、気になるようでしたら手でほぐしてやわらかくしてもかまいません。


アフターケア

補修について

弊店でお買い上げいただいたギャッベにつきましては、万一破損した場合にも補修をお受けします。

※原則有料ですが、小さな補修は無料サービスできる場合もあります。事前にお見積りしますので、お電話(052−763−2656)またはメールにてお問合せ下さい。
※往復の送料の実費をご負担いただきます。または、実店舗へお持ち下さい。
※状態によっては補修不可能な場合もあります。どうぞご了承くださいませ。


←「ギャッベの話」にもどる


ギャッベとは


ギャッベの選び方と使い方


   

→ギャッベの販売ページへ