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ペルシャ絨毯を敷いたリビング(カシャーン産・メダリオン)

ペルシャ絨毯とは?<総合ガイド>

手織ラグの店クラフトワーク

ペルシャ絨毯とは、「イランで作られる、結び目のある手織り絨毯」のことです。長い歴史、世代を超えて使われるほどの耐久性、多種多様な美しい文様を誇ります。 このページでは、ペルシャ絨毯の特長とその魅力、選び方のポイントをご紹介します。

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ペルシャ絨毯の歴史。

ペルシャ絨毯の起源と歴史

遊牧生活から生まれたとされるペルシャ絨毯の起源は、2500年前にもさかのぼるといわれています。さまざまな民族や村々の家庭で織り継がれた絨毯は都市で発展した手工業と結びつき、数多くの洗練されたデザインが織り上げられるようになりました。

17世紀にはサファヴィー朝の5代目国王、シャーアッバース1世の庇護を受けて芸術の域に高められ、美しさも品質も頂点を極めるようになります。

その後幾度も歴史の波にもまれながらも近代に復興し、ナイン・クムなどの新しい産地も花開きました。ペルシャ絨毯は長い伝統に多彩な意匠を新たに加え発展しながら、世界最高峰の手織り絨毯として現代もその名を誇っています。

ペルシャ絨毯の歴史について

ペルシャ絨毯の種類

ジョーシャガンの村の家庭で織られたペルシャ絨毯。

上質な工房織りと伝統的な家庭織り

誰もがイメージするペルシャ絨毯の多くは、都市の工房で織られるものです。有名な産地にはナインやクム、タブリーズなどがあげられ、洗練されたデザインを細やかに織り上げます。

一方、遊牧民族や地方の村で織り継がれている家庭織りのペルシャ絨毯は部族絨毯、トライバルラグなどと呼ばれ、その産地は数えきれないほど。下絵がないためすべて一点もので、個性豊かな色模様が楽しめます。

部族絨毯・トライバルラグについて

シルクとウール

ペルシャ絨毯の素材には、シルクとウールの2種類があります。驚くほど高価なのはシルクの方。美しい艶があり手触りもなめらか、ただし厚みはありません。 一方、敷物として広く使われているのはウールのペルシャ絨毯です。厚みと弾力があるので居心地がよく、シルクより摩耗に強いので実用的なのです。

シルクとウール(素材について)

ペルシャ絨毯の強さの秘密

ペルシャ絨毯の織りと品質

一目一目手で結ばれる毛足

ペルシャ絨毯の毛足は、一本一本の経糸に手で結ばれたパイルから成ります。 織り手は左右の経糸に糸をかけて結び、余分を切りそろえる作業を延々と繰り返します。 その上を緯糸が覆い、しっかりと打ち込まれることで結び目が固定されます。 こうして生まれる層構造が、しなやかで弾力のある質感と、何十年にも耐える強さを両立させています。

高い密度が生む揺るぎない強さ

ペルシャ絨毯は結び目の列ごとに緯糸を通し、木製の櫛で強く打ち固めて織り上げられます。この圧縮によって内部に隙間がなくなり、繊維同士が密着して堅牢な構造を形成します。 織り目の密度は一般的にノット数で表されますが、絨毯の真の強さは見えない内部の密度によって支えられています。

織りと品質についてもっと知る

ペルシャ絨毯の産地と特長

ペルシャ絨毯の産地

ペルシャ絨毯の主な産地は、現在のイラン各地に広がっています。 ナイン、イスファハン、タブリーズ、クム、カシャーンなどの都市では、洗練された工房織りの絨毯が織られてきました。 一方で、クルド系やカシュガイ、バクティアリなどの部族や村では、伝統的な織りや意匠が受け継がれています。

ペルシャ絨毯の産地について

ペルシャ絨毯の模様

どんなデザインがある?

遊牧民族や各地の村の伝承模様は町の工房で洗練され、数々の美しいデザインが生み出されました。 サファヴィー朝時代に完成されたメダリオン・コーナーデザインやシャーアッバースの花模様、タブリーズの「マヒ柄」やケルマンの「ラバー模様」などの洗練された工房織りペルシャ絨毯と共に、 昔ながらの伝承模様も強い個性と独特の魅力でペルシャ絨毯の世界を彩っています。

ペルシャ絨毯の模様についてもっと知る

ペルシャ絨毯の選び方と使い方

ペルシャ絨毯は踏むほどに毛足が馴染み色艶の魅力が増してゆくため、古びることがありません。 初めてのペルシャ絨毯選びから毎日のお手入れ、メンテナンスまで。

理想のペルシャ絨毯の選び方

初めてのペルシャ絨毯の選び方

ペルシャ絨毯は、暮らしの中で使う敷物です

ペルシャ絨毯は、特別な場所に飾るだけでなく、毎日の暮らしの中で気持ちよく使える敷物です。 玄関マットやリビングのラグとしてはもちろん、ベッドサイドや家具まわり、タペストリーとして楽しむこともできます。 長く使う家具を選ぶように、毎日眺めて心地よく使える一枚を探してみてください。

失敗しないペルシャ絨毯の選び方を見る

置く場所に合わせてサイズを選ぶ

玄関、リビング、ベッドサイドなど、敷きたい場所によって合うサイズは変わります。 大きさを決めてから、好きな色柄や踏み心地で選ぶと迷いにくくなります。

ペルシャ絨毯をサイズから選ぶ

ペルシャ絨毯の普段のお手入れは掃除機で十分です。

ペルシャ絨毯のお手入れ方法

しっかり織られたウールのペルシャ絨毯は、汚れが奥まで入りにくく、 普段のお手入れは掃除機がけで十分です。天日干しや丸洗いは、基本的に必要ありません。 汚れたときには水拭きが可能です。※シルクペルシャ絨毯は色にじみの恐れがあるため、水拭きはできません。

お手入れのコツを見る

補修とクリーニングについて

修理とクリーニング

丈夫なペルシャ絨毯も、長く使えば端が擦り切れてしまったり、汚れが気になることもあります。困ったときは買ったお店に相談するのが一番。 当店でお求め頂いた絨毯はほとんどの場合修理が可能です。クリーニングも承っていますので、お気軽にご相談下さい。

アフターケアについて

ペルシャ絨毯が難しいと思われている理由

ペルシャ絨毯は難しい?

ペルシャ絨毯はとても高価なので、知識がないと選んではいけない。・・そんなことはありません。高価で難しいイメージは一部の特殊な絨毯の影響です。 日常使いの一枚を選ぶ場合、実物の色模様や手触りを確かめる方が大切です。分からない表示があったら、販売店に聞いてみてください。

ペルシャ絨毯のよくある誤解について

ペルシャ絨毯に多いのは、〇〇風絨毯です。

ペルシャ絨毯には「偽物」がある?

ペルシャ絨毯としてしばしば見受けられるものに、有名産地の名前を借りた別産地の絨毯や、ヴィンテージ風・ギャッベ風などとして販売される紛らわしい絨毯があります。 最近はシルクペルシャ絨毯によく似たイラン産の機械織り絨毯もあります。天然植物を原料とするレーヨンを素材とするものが多く、見た目では分かりにくいので表示の確認をおすすめします。

本物のペルシャ絨毯の見分け方について

ペルシャ絨毯のサイズ一覧

ペルシャ絨毯は決まったサイズで織られます。歴史的には細長い形が主流でしたが、最近は幅の広いサイズも増えてきました。イレギュラーサイズもあるので、ぴったりサイズがない時は前後のカテゴリーを探してみるのもおすすめです。 ペルシャ絨毯をサイズから選ぶ


よくある質問

ペルシャ絨毯とはどこの国のものですか?

イランです。イランで製作される結び目のある手織り絨毯をペルシャ絨毯と呼びます。

ペルシャ絨毯はどのくらい持ちますか?

世代を超えるほど長く持ちます。ヴィンテージとして流通する例も多いほど丈夫です。

日常のお手入れは難しい?

基本は掃除機のみで十分です。ウールのペルシャ絨毯なら、汚れた場合に水拭きすることも可能です。

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初めての選び方、お手入れ、補修、よくある質問

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