家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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* ファイン・ギャッベ絨毯  *

細い線で織り出された輪郭はあちこちで時に唐突に消え、また一部のみを浮かべ上げて、落ち葉の作る島のように淡い形を漂わせます。
毛足は一本ずつの細いまとまりをよく残し、小さな粒を並べた毛並みは点描画のような澄んだ色味を生んでいます。1平方センチに約25目の密度で非常に細やかに織り詰められた糸は、すっきりとした刈り込みに繊細な文様をきれいに刻み出しながらも腰のある、充実した厚みを支えています。ほっこりと安定した手応えの表面は指を立てると弾力をもって押し沈み、歩いても座ってもやんわりとやわらかです。
左右の端は毛足より少し明るい水色とグレーの2色の糸でかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、左右2辺の裏面には人口皮の帯が取り付けられています。
リビングやダイニングの足元をはじめ、和室の座卓に合わせてもよく馴染む一枚。軽やかにうねる真鍮色の茂みに白いヤギたちが幻想的な、ボリュームを感じるファイン・ギャッベ絨毯です。

白を含んでなめらかに明るく、涼しさにあたたかな黄を溶け込ませる青み。緑青を思わせる清々しい色彩はひたりと染みる水色にほの渋いすじを一面に沈めながら、何よりも舞い上がる風とも生い茂る蔦ともつかない、渦巻く不思議な文様が見る者の目を捉えます。
時に紛れのない水色を広げ、ときにペパーミントの爽やかな緑を垣間見せる染め色は羊毛の色濃い繊維の連ねる茶やグレー、墨色のすじ模様を、水底を透かし出すようにくっきりと浮かべ上げています。重なり合い、揺らめく地色に溶け込みそうになりながら、明るい茶色をふわりと浮かべる文様はよく見ると、くるんと巻いた葉の輪郭に花を包んだペイズリーの形であることがわかります。
糸杉のように空に向かい、羽のように丸く膨らんだペイズリー文様は、くるんと靡いた梢をきれいに並べて上下に連なり、絡まり合う蔦のように大きな茂みを広げていきます。

品番  cg19284
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約243×167cm 厚さ約1.5cm
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料





【ファイン・ギャッベ絨毯について】

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細めの上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 


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