家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「アンクル・メエの青春」 *

毛足はふかりと先をほぐしてほこほこと馴染みあい、やわらかな毛並みをたたえています。1平方センチあたり約12目のペースで細やかに織り込まれた糸は押し合いながら上を向き、充実した毛並みはすっきりと刈り込まれながら、触れると気持ちのいい弾力を感じます。表面に指を立てると軽く沈んですぐもどり、足を乗せるとしっとりとやさしいクッションに支えられます。
左右の端は毛色に合わせてグレーやベージュの糸でしましまにかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、左右2辺の裏面には人口皮の帯が取り付けられています。
ソファーに合わせたり、ダイニングセットの足元に敷き込んでも。自然な羊毛の豊かな色とやわらかな質感を、ユニークに織り上げたファイン・ギャッベ絨毯です。

点と線、色彩の強弱が織りなす凛々しくも繊細な表情は、染めていない羊毛色の糸で描き出されています。一見してモノトーンを思わせ、眺めるほどにセピア色の奥行きを紡ぎ出す色彩は、繊維色の豊かで無限なバリエーションを数色の濃淡にまとめ上げ、ペン画のように小気味のいい端麗な見栄えを放っています。
淡くゆらめくグレーを背景にくっきり浮かぶ窓の景色はどれも、2組のヤギと2組の植物を肖像のように並べています。配色を変えて織り出されるそれぞれの景色は、並ぶ姿や向き合う頭、見返る2頭の表情が、同じに見えるヤギたちに豊かな個性を与えています。
なめらかなこげ茶の帯が色濃いアクセントを描く色彩もまた、こげ茶にベージュ、栗色とグレーの明快な差異を見せながら、ベージュには霧めく影が艶めきを与え、グレーはいつの間にか栗色と溶け合って、見るほどに細やかな抑揚が浮かび上がってきます。

品番  cg19062
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約177×120cm 厚さ1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料    無料



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 




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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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