茶やベージュ、こげ茶の糸が入り混じり、点描を連ねたような色濃く自然な縞模様を描いています。ふわりとした輪郭で織り込まれた4匹のヤギたちは、追い、追われるようにてんでに位置どり、変則的なリズムを感じさせます。
細めの毛足はふかりとやわらかで、斜め上に立ち上がってしっかりと詰まっています。表面をなでると細かに長短の混ざる毛足がほこほこと心地よく、踏むとじんわりとした弾力を感じます。
全体の輪郭はややすそ広がりで、横幅は最小約58cm、最大で約60cmとなっています。両端は赤と白の糸でかがられ、落ち着いた色調の横からちらりと明るさのぞかせています。

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