家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「吟遊詩人」 *

細い毛足はそれぞれの束を残し、染め糸はよりしっかりと、無染色のベージュは心持ちよりやわらかな手触りを与えながら、どちらもほっこりと腰のある毛並みをたたえています。1平方センチあたり15目を少し超えるペースでしっかりと織り詰められた糸は、すっきりと薄手に刈り込まれながらも濃く充実した密度がやんわりとしたボリュームを感じさせます。
左右の端は青と赤オレンジの糸でしましまにかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、すっきりとした仕上がりになっています。
玄関マットをはじめ、ソファーの前や机の足元に敷き込んでも。流れるような景色が美しい、ロマンチックなファイン・ギャッベ絨毯です。

赤や緑の芳醇な艶めきを挟みながらも、縞模様の景色は清冽な青の印象で満たされています。暗い夜の藍、濃く澄んだ空色を繰り返しながら次々に重なり、ときに方形に区切られた帯は並ぶヤギと植物、満天の星や窓への憧れを映しながら、濃くしっとりとした色彩を移ろわせてゆきます。
それぞれの糸色は染めむらの濃淡をゆらゆらと浮かべ、モチーフの繊細な造形や点描でぼかされた境界とともに艶やかな透明感を放ちます。中央にぽかりと明るさを広げる羊毛色の空間は、これも茶やグレー、栗色に薄黄色の色むらが一面にすじ模様を刻み、細やかな毛艶と相まってじんわりと照り映えています。
長方形の景色の四つ角に立つヤギたちは、白い光に照らされてくっきりと藍色のシルエットを浮かべます。逆さまに織り込まれた上の2頭の足元の縞を眺めるほどに、織り地全体が上下対称を描いていることに気が付きます。

品番  cg19098
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約132×83cm 厚さ 約1.5p
素材  ウール
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD



人口皮の帯
側面裏側には人工皮の帯をつけました。
(上の裏面写真は 販売商品とは別のギャッベです。)
         


■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 



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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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