家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「ラッパの音色」 *

それぞれの束を残す染め糸もふかりとやわらかに馴染む羊毛色の糸も、どちらもしっとりとよく詰んで充実した厚みをたたえています。1平方センチあたり12目を超えるペースで細やかに織り詰められた糸は斜め上を向いて立ち上がり、重なり合う毛並みは心地のいい弾力を感じさせます。表面に指を立てるとやんわり押し沈んですぐ戻り、手のひらをあててみるとほっこりと腰のある手応えに迎えられます。短めに刈り込まれた毛足はすっきりとした見栄えを広げますが、しなやかな織り地は濃く詰んだ糸がずしりと重く、歩くとほんのりやわらかです。
左右の端はオレンジとココア色の糸でぱっちりと縞々にかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、左右2辺の裏面には人口皮の帯が取り付けられています。
ソファーの前やテーブルの足元、子供部屋のミニラグなどにも。透明感のある色彩が美しい、明るいファイン・ギャッベ絨毯です。

濃い栗色とカラフルな色タイルに囲まれて、鏡のようになめらかな羊毛色の明るさ。つやつやと流れる色むらは透けるような奥行きをくゆらせ、ペン画のようなモチーフは鮮やかな存在感を競っています。
染めていない羊毛のベージュは自然な黄色みを色濃く含みながらもそのくっきりとした色むらが、艶やかな明るさを照らし出します。ふわりと入り交ざる茶や栗色の繊維は濃く淡く連なり、遠目にはグレーやココア色のすじ模様をほのかなグラデーションと共に描き出します。
一面に並ぶヤギたちはとりどりの色彩を異なる糸色で細く縁取り、繊細な輪郭をくっきりと浮かび上がらせています。同じ赤や黄、緑に藍の配色でぱらりと開く植物はそれぞれに小さな花を枝先に咲かせ、その間で一頭だけ反対側を向くヤギが、とりわけ細くきれいなタッチで見る者の目を引き寄せます。

品番  cg19091
品名  ギャッベ絨毯
サイズ  約149×100cm 厚さ約1.5cm
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格   SOLD 
送料    無料



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 



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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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