家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「二つの世界」 *

1平方センチあたり16目を少し超える精密な織りに詰められた糸は、密集して押し合いぴんと上を向いて、ほっこりとした弾力と腰のある厚みを支えています。そっと触れると強い一体感を感じる表面は軽くたたくとぽん!と小気味よく跳ね返し、指を立てるとむにゅりとへこんで指先を包むと思えば、手のひらで押すと充実した奥行きに支えられて僅かにしか沈みません。
左右の端はえんじと藍の2色で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが取り付けられています。上下の端には縦糸がベージュのフサを出し、左右2辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられています。
玄関マットをはじめ、ソファーの足元やベッドサイドのアクセントラグなどに。鮮やかな色彩の変化に不思議に心がほどけていくのを感じる、目にも心にも気持ちのいいファイン・ギャッベ絨毯です。

地平線に続く黄色を朱に色付かせ、茜を深めてついには青く沈めてゆく大地。光を描く4つの色はそれぞれに並ぶ木立とラクダの列に隔てられ、目を移せばすでに変わっている景色が記憶の中の時の流れと重なります。
羊毛そのものの色みを残す黄色はやわらかに明るく、光の加減で白く艶めき真昼の太陽の眩しさを見せています。かすかなピンクが珊瑚を思わせるオレンジは淡い色むらを含んで朱にも赤にもふわりと傾き、明るさを沈め青みを増したワイン色は深い藍へと流れてゆきます。
細やかに織り込まれたモチーフは時に逆光のシルエットを思わせ、ときに地色に消えまた星のように瞬きながら、移ろう時の狭間を景色に描き出しています。
細い毛足は濃くたっぷりと織り込まれ、立ち上がって細かな点描のような毛並みをたたえています。

品番  cg18565
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約132×83cm 厚さ 約2p
素材  ウール
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD



人口皮の帯
側面裏側には人工皮の帯をつけました。
(上の裏面写真は 販売商品とは別のギャッベです。)
         


■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 



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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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