* ギャッベ絨毯 *
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中央のモチーフも枝を広げた植物の間で大小の花冠が風に浮き、チビヤギたちが隠し絵のように混ざっています。 一本ずつの束を残した長い毛足は濃くしっかりと織り込まれ、たっぷりとした厚みを持ち上げています。ほこほことつかめそうな毛並みは触れると充実した毛のボリュームをまず感じさせ、やわらかさよりも腰のある弾力が手に残ります。表面に指を立てるとふこりと押し沈んで指先を包みますが、手のひらで押してみるとしっとりとしたクッションに支えられて半分ほどしかへこみません。床から毛先までは部分によっては3センチ近くを数え、やんわりとした心地は雲の上を歩くようです。 左右の端はベージュとココア色の糸でしましまにかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、裏面はすっきりとした仕上がりになっています。 ソファーやテーブルに合わせてはもちろん、フローリングに敷き広げて畳代わりのやわらかスペースにも。お花畑に大の字になってみたくなる、可憐な見栄えにどっしりと頼もしい使い心地のギャッベ絨毯です。 |
星のように瞬く花々の流れに、ぱらりと散らばる赤糸の美しさ。染めていない羊毛のベージュは薄黄に栗色、茶にグレーのすじ模様を浮かべてなお明るく、一面のモチーフがほの黄色い色みをより白く軽やかに照らしています。
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