家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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* ギャッベ絨毯 (ファイン)  *

毛足は細いまとまりをしっかりと残し、表面に粒のような毛並みを並べています。やわらかくも腰のある糸は1平方センチ当たり9目ほどの織り目にたっぷりと詰め込まれ、ほっこりとボリュームのある厚みを持ち上げています。なめらかな毛並みはファイン・ギャッベにしては少し長めに刈り込まれ、撫でるとするりと心地のいい手ごたえと、やんわりとした弾力を感じます。表面に指を立てるとふこりと沈んですぐ戻り、足を乗せるとしっとりと押し沈む程よい厚みに支えられます。
左右の端は毛足に似たベージュとグレーの糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、左右2辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられています。
リビングのソファーに合わせたり、ダイニングセットの下に敷き込んでも。二次元に時間を重ねた絵画のような、不思議な魅力に惹かれるファイン・ギャッベ絨毯です。

透けるような点描模様をゆったりと横切る、茶グレーの羊毛色の流れ。その流れに沿って明るい黄や空色が映えるとりどりの方形の連なりが、蜃気楼のような景色を浮かべています。
どちらも染めていない羊毛色を集めた地色は遠目には、グレーの雲に映るカラフルな光景の間を、黄のかったベージュの光が照らしているようです。
つぎつぎに流れて行く縞の間は近くで見るとカラフルな斑点が、淡くやわらかな色むらを埋めています。多くは赤、青、黄の点が雨だれのような縦の流れを描くと思えば、ピンクや緑を加えた軽やかな斑点が地の色むらにゆらりと揺らぎ、光のプリズムが宙に浮く様子を眺めるようです。
映画のシーンとも記憶の断片ともつかない方形の色模様にはヤギや花、女の子とともに色鮮やかな縞や砂模様が刻まれ、それぞれのブロックの上下は点描状にぼかされて地色の流れに自然に溶け込んでいます。

品番  cg17486
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約215×150cm 厚さ1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料


【ファイン・ギャッベ絨毯について】

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細めの上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。


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