家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯 「鏡の国のわたし」 *
腰のある毛足は密集してボリュームと弾力を生み、表面に指を立てるとくにゅりとへこんでまた持ち上がり、手のひらをあてるとほっこりと詰んだ毛並の安定した手ごたえに支えられます。余分な毛の長さを残さないすっきりときれいな刈り込みですが、足を乗せるとやんわりとした程よいクッションに迎えられます。
全体の輪郭は素朴な曲線を残し、上辺は右に向かって弓なりに上がって縦サイズは左辺で約148p、右辺で約153pとなっています。左右の端は自然なベージュとこげ茶の糸で縞々にかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織部分を裏側に畳んで縫い止めてあり、その上からこげ茶色の太い糸でクロス状に縫い止められて、端模様のようにくっきりとしたアクセントを描いています。また、上下左右4辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられて、織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
ソファーの前やアクセントラグ、大きな玄関マットとしても。静かな明るさが心地いい、やわらかな透明感を広げるギャッベ絨毯です。

ふわりと照る毛艶と色むらの揺らぎが軽やかに積み上げる色彩の方形。
ときに濃く深いこげ茶や羊毛の自然なベージュをとり混ぜながら変遷してゆく色彩は、上の方では赤や緑が鮮やかなコントラストを描き、下の方では彩度を抑えたよりまろやかな色調を見せながら、全体にはそこここに散らばるピンクや水色が視線を捉えて実際よりもより明るい、朗らかな印象を与えています。
方形の一つ一つにはヤギや女の子、植物や幾何学模様が織り込まれ、それぞれに異なる色や形が組み合わされて、同じデザインはありません。矢印のような形に半ば記号化された女の子は一つ一つの配色の変化、手や足の長さやほんの少しの背の違いが不思議と際立ち、繰り返しではない一人ひとりを感じます。
1平方cm辺り16目を少し超えるベースで強くしっかりと織り上げられ、密に織り込まれた細い糸は押し合いながら立ち上がっています。

品番  cg14047
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約152×103cm 厚さ 1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD 
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg14047





■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 




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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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