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*  ギャッベ絨毯 「めぐる歌声」 *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg13276ふこりと束をほぐした糸は互いになじみ合いながらほっこりと流れ、表面を指で押すとくにゅりとへこんでまた戻り、撫でると一体化した毛並がなめらかに手のひらを滑ります。
1平方cm辺り約12目のペースで織り上げられた織り地は堅牢にもしなやかな質感を持ち、端をつかんで持ち上げてみるとしっかりと詰まった糸の重みとほんのりとした弾力を感じます。モチーフの輪郭をはっきりと切り出しながら短く刈り込まれた糸はふかふかと沈む奥行きの代わりに安定したボリュームをたたえ、歩くとやんわりと押し沈む毛の密度を感じます。
左右の端は枠模様と同じベージュでシンプルにかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織部分を裏側に畳んで縫い止めてあり、その縫い止め部分を含めて上下左右4辺の裏面には人口皮の帯が取り付けられています。
ソファー前のラグにはもちろん、大きな玄関マットとしてもよく映える一枚。揺れるような小さなモチーフに静かな物語を感じるギャッベ絨毯です。

なめらかに明るい羊毛のベージュの中にぽかりと浮かぶ色彩の小宇宙。横に縦に分割され、方形を形成する領域は色むらを伴う染め色や濃淡の羊毛色で織り分けられ、濃く響きあう和音の間で5つのベージュがトランペットのように明るく突き抜けています。
細かな市松模様のトレモロを美しく混ぜるモチーフは、窓や小花、ヤギたちとともにいくつもの女の子の姿を描いています。
大地を踏みしめて両手を広げる女の子の間にはよく見ると、升目をはみ出したりして顔をはっきり織らない「不特定の(=誰でもある、全ての女の子の象徴の)」女の子がそここに見られます。中には足の部分で織り道具の櫛に変容しているものもあり、時をへて持ち主が変わっても織り手の心を伝え続けるギャッベの特質に思いがめぐります。
細くも腰のある毛足はぴんと上を向いて立ち上がり、詰んだ毛並をたたえています。

品番  cg13276
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約147×103cm 厚さ 1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格   SOLD 
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg13276

ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg13276



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 




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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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