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*  ギャッベ絨毯 「目覚め」  *
ギャッベ絨毯(ファイン)cg13101余分な厚みを残さずにさっぱりと薄手に刈り込まれ、撫でるとぺたんと平らな手ごたえの中にほっこりとした糸のやわらかみを感じます。ふかふかと押し沈む毛の厚みやボリュームはありませんが、詰んだ糸の質感がほんのりとしたクッションを伝えます。
1平方メートル辺り16目を少し超える細かなペースで織りあげられ、薄手の地織りに支えられた織り地はしなやかな質感に仕上がっています。
左右の端は赤と黄の糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を裏面に畳んで縫い止め、その縫い止め部分を含めて上下左右4辺の裏側には人工皮の帯が補強として取り付けられています。
リビングや寝室の部分ラグとしてのほか、大きな玄関マットとしても。4つの色彩の奏でる和音とその変化が面白い、ウィットを感じるギャッベ絨毯です。

水を溶かしたような透明な赤に、黄の明るさを交えた瑞々しい草原の緑。鮮やかにもどこか飄々とした4種5層の色彩が、軽やかな縞模様を描いています。
鮮明な濃さを見せるかと思えば洗い流したような淡さと交代する赤色は、羊毛の渋みを透かしてほの紫を帯びると思えば眩しいほどに白っぽく照り映え、夕映えのように変化する赤みで上下の端を染めています。
羊毛の自然な白の層は近くで見るとしっかりと色のある茶ベージュの糸で構成され、光の加減によって温度と渋みを含んだ薄茶にも、青ざめてすら見えるくすんだ白にも、不思議な印象の違いを感じさせます。
それぞれの色彩の境界ではぱらぱらと小さな色糸の点を互いに相手に散りばめ、移り香めいた足跡を残しながら変遷し、解き放たれたような爽やかな表情をたたえています。
それぞれのまとまりを残した細い毛足はほこほこと斜め上を向き、点描のように並んでいます。

品番  cg13101
品名  ギャッベ絨毯 (ファイン)
サイズ  約150×103cm 厚さ 1cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ギャッベ絨毯(ファイン)cg13101

ギャッベ絨毯(ファイン)cg13101



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 




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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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