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*  ギャッベ絨毯 (ファイン) *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11996 細い毛足は一本ずつのまとまりを残し、少し立ち上がって重なりながら表面に粒のように顔を出しています。毛並みはすっきりと薄手に刈り込まれてふかふかと沈むような厚みはありませんが、密に織り込まれた糸のしっかりとした質感がボリュームを与え、歩くとほんのりとしたクッションに迎えられます。
1平方cm辺り約12目のペースで丈夫に織りあげられたもので、織り地の端をつかんで持ち上げてみると弾力のあるしなやかな質感と共にずしりとした糸の重みを感じます。
左右の端は毛足と同じ2色で縞々にかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を裏側に畳んで縫い止め、その部分を含めて四辺の裏側には人工皮の帯が取り付けられて、織り地の補強とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
リビングにはもちろん、ダイニングセットの足元にも。光によって豊かに変わる赤の表情が楽しめる、ゆったりとしたサイズのギャッベ絨毯です。

空気のような奥行きをたたえながらゆったりと広がる紅色に、水滴のように連なる小花の列がちらちらと明るさを差す穏やかな赤紫。小花を描くにごりを含んだベージュと黄は中央の赤にもいくつかの植物の形をひそやかに現し、濃淡の赤という華やかな取り合わせに深海のような不思議な静けさを与えています。
染めむらや羊毛の自然な濃色が深い色むらを霧のように混ぜる赤とえんじは、濃く鮮やかに陽光を反射する毛艶が赤々とゆらめくかと思うと、別の方向から眺めてみるとすいと落ち着いたマットな色彩に、モチーフが白く整然とした輪郭を浮かべています。
苺ジャムのようにどちらかというとピンクを含んだ色彩は近くからも遠くからも黄色みは感じさせないのですが、光の加減によってはほんのりとした淡さが白っぽく立ち昇り、まろやかな明るさがかすかにオレンジめいて見えます。

品番  cg11996
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約221×172cm  厚さ 約1cm
 (フサは含みません)
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11996

ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11996


■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 


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■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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