家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
〜家庭織りギャッベとキリムの店〜  
お買物方法特定商取引法カゴの中を見る 
ホームギャッベ絨毯ギャッベリビングサイズ

*  ギャッベ絨毯 (ファイン) *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11979 縦糸には細いコットンが使用され、横の織り目をぎゅっと詰めて1平方cm辺り15目程度のペースで織りあげられています。モチーフの輪郭を際立たせるために薄く刈り込まれることが多いファイン・ギャッベとしては毛足は比較的長めに刈り込まれ、ほこほことやわらかな毛の風合いとしっかりとした厚みを残しています。ふこりと先をほぐした細い毛足は斜め上に立ち上がって重なり合い、たっぷりとしたボリュームを感じさせます。足が沈むほどではありませんが、毛並みの表面を指で押すとふこりと沈み、歩くとしっとりとした柔らかみが伝わります。それ程大きなサイズではないのですが、端をつかんで持ち上げてみると、密に詰まった毛足のずしりとした重みに驚かされます。
左右の端は赤と青の糸で縞々にかがられ、両辺の裏側には人工皮の帯が縫い付けられて、織り地の補強とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
リビングにはもちろん、子供部屋のプレイマットとしても。
アートのような」というよりも、染めた羊毛の糸を使って絨毯の形で表現された絵画そのものと言えそうな、見ごたえのあるギャッベ絨毯です。

ざくろのような濃く透明感のある赤を背景に浮かぶ、これも濃く鮮やかな情景をたたえて大小に広がる方形模様。
上下左右、そして前後と濃密に重なりあう色の境界は時に人やヤギのモチーフ、時に枠模様や市松のようなパターンを含めながら幾つものシーンを組み細工のようにつなげ、美しい彩りにまとめています。荷物を運ぶロバにその世話をする女の子、空に向かって細く伸びる植物の合間には、大都会シーラーズを思わせる何階にも重なる窓の風景が見え隠れしています。
しっとりと染まった染め糸はそれぞれに繊細な染めむらを含み、羊毛の自然な濃淡も透かしながらさざ波のように細かな、艶やかな抑揚を浮かべています。時に微妙な濃淡の違いを隣り合わせながらも豊かなコントラストを描く色彩はそれぞれの魅力を色濃く発揮し、そこここに配された無染色の糸の穏やかな薄茶やクリーム色が白く明るく映えています。

品番  cg11979
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約176×125cm  厚さ 1.5cm強
 (フサは含みません)
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料

※四つ端にボンボンをご希望の場合はお申し付け下さいませ。無料でお取りつけ致します。



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 



ギャッベ座布団 | ミニギャッベ | ギャッベラグサイズ(小)| ギャッベラグサイズ(中) | ギャッベリビングサイズ(大) | ギャッベロングサイズ | ギャッベクッションカバー

ギャッベ絨毯 | キリム | ペルシャ更紗

■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656

Copyright © Craftwork Co.,Ltd. All Rights Reserved