家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯  *
ギャッベ絨毯(ファイン)cg11140 毛足は細くやわらかで、それぞれの巻きを残しながら細やかな毛並みを広げています。1平方cm辺り20目ほどの密なペースで織りあげられた織り地は詰んだ毛足の厚みを支えてなおしなやかで、端をつかんで持ち上げてみると、ずっしりとした糸の重みとともにくにゃりとした柔軟性が手に伝わります。
平らでなめらかな刈り込みにすっきりとした印象を受けますが、表面を指で押してみると立ち上がった毛足がふこりと沈んでまた戻り、歩いても座ってもしっかりとした毛のボリュームを感じます。
左右の端は紺と濃い赤ピンクの糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端にはフサ(縦糸)は出されず、平織り部分を裏側に畳んで縫い止めてあります。その縫い止め部分を含め上下左右の4辺には裏側に人工皮の帯が取り付けられ、織り地の補強とちょっとした滑り止めの役目を担っています。
リビングにはもちろん、子供部屋や寝室にも。ぽっつりと織り込まれた小さな白ヤギが愛らしい、甘やかなギャッベ絨毯です。

光に赤を溶かしたような、ピンクともオレンジともつかないふわりと淡い珊瑚色。頬紅のようにほんのりと色づく染め糸の間でしっとりと凝縮した色彩が細かな横すじを描くその下からは羊毛の自然な濃淡が透け出してたゆたい、陽光に照り映える湖面のようにひたひたと繊細な流れを浮かべています。
この淡く独特な赤の糸色は、現地イランでは「銅色」と呼ばれて好まれています。そのまま染めると赤になる茜の染料にヨーグルトを混ぜて染め出すのですが、難しい調整を要するために熟練した技術が必要とされ、あまり多くは作られません。一種やさしいこの色の秘密を、あるカシュガイ族の男性は娘の自慢をするような顔で話してくれました。
光の加減によって細やかに変化する色彩は時に黄色みを増して鮮やかな彩りを見せ、時に明度をひそめて渋みを含んだ静かなピンクを広げるかと思うと、また別の時にはまろやかな白さが立ち上がり、上気した子供の肌のようなふっくらとしたピンクが顔を出します。

品番  cg11140
品名  ギャッベ絨毯 (ファイン)
サイズ  約200×156cm 厚さ 1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ギャッベ絨毯(ファイン)cg11140

ギャッベ絨毯(ファイン)cg11140



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 



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■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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