家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯 「遠い歌声」  *
ギャッベ絨毯(ファイン)cg11100
1平方cmあたり20目ほどのペースできめ細かに織り上げられ、曲線を含んだモチーフの輪郭や端処理などの細部まで、正確に丁寧に仕上げられています。密に詰められた毛足はしっかりとした厚みを生み、表面を指で押すと「むにゅ」と少し沈んでまた持ち上がり、撫でるとほっこりとした毛並みが手のひらを流れます。地織りはかっちりとした構成ながらも全体の質感にはしなやかさがあり、ずっしりと重い糸のボリュームとともに床にぺたりとよく落ち着きます。
左右の端は毛足と同じ黄と青の2色でかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端にはフサ(縦糸)は出されず、平織り部分を裏側に畳みこんですっきりと縫い止めてあります。左右の辺の裏側には人工皮の帯が取り付けられ、織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
ソファーの足元や子供部屋のラグなどに。座っても寝ころんでも、やんわりとしたクッションが居心地のいい一枚です。

ほんのりと白を含んだやさしい黄色にくっきりとコントラストを描く青の流れ。そのあちこちに、小さなヤギや花が遠景のようにぽつぽつと描かれ、特別な日のドレスで着飾った少女たちがハンカチをなびかせてくるくると踊っています。
淡い色の羊毛を染めた黄糸は空気とホイップしたようなまろやかな色味を広げ、かすかな色調の違いや染めの濃淡が赤みや若い青みを行き来させています。
濃くしっとりと染まった青はこれも藍の深さと染めむらの淡い白さが細やかに混ざり、夜のような青みに流れる色むらをたたえています。
日に照らされると毛並みの一段一段がじんわりと照り映える艶やかな色彩は、角度を変えて眺めると、すいと白っぽい、より淡い色調に変化し、光の加減によっては少し眩しいほどのなめらかな明るさが顔を出します。
細くやわらかな毛足はそれぞれのまとまりを残して立ち上がり、微細な粒のように表面に顔を出しています。

品番  cg11000
品名  ギャッベ絨毯 (ファイン)
サイズ  約165×119cm 厚さ 1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ギャッベ絨毯(ファイン)cg11100

ギャッベ絨毯(ファイン)cg11100



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 


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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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