私が居たドイツの田舎の大学町には、たくさんの韓国人学生が居ました。私の主人の友人マン・ジョンもその一人で、韓国人教会で神父さんを勤めながら、神学の勉強をしていました。娘さんが生まれて間もないころ、ラミン(店主)と一緒に夕飯に招待してもらったのですが、奥さんと二人で作ってくれた食事のおいしかったこと!その時ご馳走になった韓国風お好み焼きを紹介します。
ところで作り方を見て気づかれる方も多いと思うのですが、そう、これは「お菓子なじゃがいもお焼き」とほとんど変わりません!中身と食べ方が韓国風になっただけ・・・。実は、イランにも「クク」という似たような食べ物があるのです。なんてインターナショナルなレシピなんでしょう。
中身の野菜は、なんでもいいと思うのですが今回は香りのいい春菊にしました。我が家では、残り野菜そうじに一役買っているレシピです。
材料 :じゃがいも・・・大2、3個 タマネギ・・・中1個 にんじん・・・1/3個 春菊・・・細かく刻んだものをひとつかみ分 卵・・・小1個 小麦粉・・・大さじ3 塩コショウ、唐辛子、しょうゆ、ゴマ適宜
- ジャガイモ、タマネギはすりおろし、千切りにしたにんじん、刻んだ春菊、卵、小麦粉を入れてまぜ、塩・コショウする。好みにより、唐辛子(輪切りでも粉末でもOK)を加える。
- フライパンに多めの油を熱して1のタネを好みの大きさに薄く流し入れ、中火でキツネ色になるまでカリっと焼く。
- 片面が焼けたら裏返して同様に焼く。
- あついうちにしょうゆにゴマを浮かべたつけダレをちょっとつけて、「いただきます!」
- 春菊の代わりに大根やにんじんの葉っぱ、ネギ、ニラなどでも。(ネギは細く切って控えめに入れないと、くせが強くなるのでご注意を。)
- 油は多めに、「揚げ焼き」ぐらいにするとカリっとしておいしく出来ます。