* ギャッベ絨毯 「明日のそのむこう」 *
|
||||||||||||||||
長い毛足はふっかりと先がほぐれ、豊かに詰められて上を向いて立ち上がっています。ほっこりとつかめそうな毛並みは指を立てると第一関節まで楽に隠し、手のひらで押すと深く重なる毛の質量の抵抗を感じさせながらやんわりと押し沈みます。 かっちりと堅牢に織られた地織りは意外にしなやかな構成で、織り地全体のやわらかな質感がずしりとした糸の重みとともに床にぴったりと落ち着けます。 左右の端は薄茶と淡い水色でかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。 ソファーの前や、畳み代わりのくつろぎスペースなどに。雲の上を歩く気分を想像させる、贅沢な厚みのギャッベ絨毯です。 |
ほくほくと見るほどにやわらかな羊毛のクリーム色に、素朴なシルエットでいくつもの列を連ねるヤギと植物。日差しを受けると色むらやモチーフの風合いとともに光の織り成す陰影が、重なり合う毛並みの表情やたっぷりとした立体感を浮かべあげます。
|
|||||||||||||||