さまざまな部族との交流の歴史のなかで鮮やかで美しい「色」を手に入れたカシュガイ族。でも、染めていない糸の素朴でやわらかな味わいは、今もずっと愛され続けています。 ふんわりと光沢を感じる灰色とも茶色ともつかない色合いはウサギの毛並みのようです。毛の一本一本にこげ茶や栗色が自然に入り混じり、微妙な色むらを重なり合わせています。長めの毛足は先がばらけてふかりと柔らかく、ちょっとくらい飛び跳ねても床の固さを感じない、ふっこふこの踏み心地が楽しめる一枚です。
ご売約済み