家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「そらの数」  *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11989表面を指で押すとしっとりとした弾力で押し沈み、撫でると良くほどけて馴染みあった毛先がするりとやわらかに手のひらを流れます。
上下の端にはフサはなく、平織り部分を裏側に畳んで縫い止めてあります。その縫い止め部分を保護しつつ、上下左右の4辺の裏側には人工皮の帯が縫い付けられて、織り地の補強とちょっとした滑り止めの役割を担っています。左右の端は毛足と同じクリーム色と赤の2色で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。
ソファー前やベッド脇の飾りラグにはもちろん、大きな玄関マットとしても。
小さな絵のひとつひとつから、織り手のセンス、そして何よりもデザインや創造する喜びが伝わってくるようなギャッベ絨毯です。

陽光を艶やかに照り返す明るい羊毛のクリーム色に並ぶ、とりどりの形と色彩を織り込めた細密画のような方形たち。
あるコマでは少女を中心に浮かべ、また別のコマでは花や点描で独特なパターンを描き出すモチーフは、密な織り目に結ばれた細い糸で鮮やかに表現されて、ひとつひとつが独立した絵画のようにそれぞれの世界を内包しています。
点々と連なって方形を区切る小さなドット模様はよく見ると小さな花冠の列で、一番外側は枠のように一周しているのですが方形の段の上下の端は開け放たれて、今までの、そしてこれからの続きを暗喩しているようにも思われます。
1平方cm辺り約12個の織り目で織りあげられたもので、よく詰んだ糸が全体にしっかりとした手ごたえと重み、そしてボリュームを与えています。
モチーフの輪郭をくっきりと際立たせるために毛足は短めに刈り込まれていますが、斜め上を向いて立ち上がった糸の腰と質感がほどよいクッションを感じさせます。

品番  cg11989
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約147×102cm 厚さ 約1.5cm
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11989

ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11989
 

■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。

■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656