家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯 「花と風」  *
ギャッベ絨毯(ファイン)cg11980先をふかりとほぐした細い毛足は互いによく馴染み合い、やわらかな毛並みを撫でるとするりとなめらかな手ごたえに迎えられます。すっきりと薄手に刈り込まれてふかふかと沈むような毛の厚みはありませんが、しっかりと詰んだ腰のある毛足が重なり合い、歩くとしっとりとしたクッションを感じます。
上下の端にはフサ(縦糸)は出されず、平織り部分を裏側に畳んで縫い止めてあります。その縫い止め部分の上を含め、上下左右4辺の裏側には人工皮の帯が取り付けられ、織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。左右の端は織り地に合わせた薄茶と黄色の糸で縞々にかがられ、四つ端にはボンボンが飾られています。
ソファーの前やベッド脇のラグなどの他、間口の広い玄関に敷きこんでも。大理石を思わせる落ち着いた色味に小花がやさしく舞い散るギャッベ絨毯です。

茶にグレー、薄黄にベージュ、クリーム色と、とりどりの色彩の羊毛を細く織り重ねたいちめんのすじ模様を、互い違いに並べられた赤と黄の小さな花のモチーフが整然と、レース飾りのように可憐に囲んでいます。
花の枠模様の内側にはぽつぽつと、つぼみや花びらを連想させる小さな丸いモチーフが浮かんでいますが、近くで眺めるとそれよりさらに小さな、花と同じ黄と薄赤の点がぱらぱらと無数に散りばめられているのが見えてきます。
そこここに織り混ざる明るいオフホワイトがきらりと映え、薄茶ともグレーとクリーム色の縞とも言えそうな色彩は、昼間の陽光にかざすと一転、ココア色のすじの流れるくっきりと明るい象牙色にも変化します。
きっちりとした細かな目を見せる織り地は1平方cm辺り約16目のペースで丁寧に織りあげられています。

品番  cg11980
品名  ギャッベ絨毯 (ファイン)
サイズ  約138×103cm 厚さ 1cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ギャッベ絨毯(ファイン)cg11980

ギャッベ絨毯(ファイン)cg11980



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 

■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656