家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯 (ファイン) *
ファイン・ギャッベ絨毯 cg11154
ぴんと腰のある毛足はふかりと先がほぐれ、上を向いて密な厚みを立ち上げています。モチーフの輪郭をきれいに出すために毛並みはすっきりと短めに刈られていますが、詰んだ毛足の質感がしっかりとしたボリュームを生んでいます。毛並みは撫でるとほっこりとした確かな手ごたえを返し、指で押すと弾力をもってくにゅりと沈んで戻ります。ふかふかと沈むような毛の深さはありませんが、歩くとやんわりとしたクッションに迎えられます。
左右の端は地色に似たピンクベージュの糸を用いて「ギースバフ(三つ編み)」という技法でかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を裏側に縫い止めて毛足との際に赤と青の飾り織りを施し、左右の端の裏側には人工皮の帯が縫い付けられて補強とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
リビングにはもちろん、子供部屋にも素敵な一枚。しなやかな質感が心地のいい、可憐なギャッベ絨毯です。

ちらちらと風に舞う小雪のように、白い地にぱらりと散らばる小さなヤギや植物。
まろやかなクリーム色に茶や栗色を細かに浮かべた自然な羊毛色の地は、色むらのさざ波と細かな織り段の照り返しが混ざり合い、繊細な色つやを広げています。モチーフに目を奪われて一見濃淡のグラデーションかと思える地色は、ベージュと茶の2層が交互に組まれたデザインで、濃色の層は茶の濃淡にグレーや栗色の糸を集めながらも、やはりほの淡い、白を含んだまろやかな茶色を広げています。
緑にえんじ、深いこげ茶に青とくっきりとした色糸で織り出されたモチーフは背後の色彩をより淡くやわらかに感じさせながら、小さくも澄んだオルゴールの音色のように、鮮明な輪郭を浮かべています。
細い毛足を使用して1平方cm辺り12目を少し超えるペースで丁寧に織りあげられた、綿密な良い仕上がりのギャッベです。

品番  cg11154
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約185×125cm  厚さ 1.5cm強
 (フサは含みません)
素材  ウール 
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯 cg11154

ファイン・ギャッベ絨毯 cg11154
 

■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。



■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656