家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯 (ファイン) *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11152
細い毛足はふかりとほぐれながらも一本ずつのまとまりを感じさせ、きめ細かな織り段が毛艶とともに繊細なすじを浮かべています。毛足はすっきりと短く刈られてふかふかと沈むような厚みはありませんが、密に詰まった毛足がぴんと斜め上を向き、撫でるとほっこりとやわらかで、歩くと適度なクッションを感じます。
左右の端はベージュと薄茶の糸でギースバフ(三つ編み)という技法で細かくかがられ、上下の端はこれもフサ(縦糸)を出す代わりにベージュと茶の2色で縞々にかがり止められています。四つ端のボンボンは織り地の色彩に合わせてあつらえたらしく、ベージュ、こげ茶、黄色の3色が混ぜられやさしく調和しています。
裏面の端には四辺とも人工皮の帯が取り付けられ、補強と滑り止めの役割を担っています。
リビングやダイニング、書斎などにも。静かな色彩とユニークなモチーフに想像力が膨らんでくる、情緒のあるギャッベ絨毯です。

ちぎれ雲を彷彿とさせる空いっぱいのモチーフに、向こう側を透け見せながら天まで伸びる格子模様。その上下には細かなリズムをなだめるように、ゆったりとした縞の層がたなびいています。
染めていない自然な羊毛色の糸と、赤茶や薄ピンクの染色糸を巧みに混ぜ、織り分けたギャッベ絨毯です。茶とベージュが不規則な輪郭を描きながら入り組む地模様ではそれぞれに羊の毛色の細かなグラデーションが浮かび、お互いに調和しながら流れるような動きをたたえています。格子状に組まれた3本の柱ではまろやかな茶や赤茶の染め糸がゆったりと変遷し、下の升目ではほっそりと可憐な「命の木」は次第にむずむずと芽を伸ばし、中央では枠につき当ってまだ足りないほどいっぱいに枝を広げています。
織りは細かく、1平方cm辺り20目程の目できっちりと丁寧に織りあげられています。

品番  cg11152
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約194×153cm  厚さ 1.5cm弱
 (フサは含みません)
素材  ウール100%  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格    SOLD
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11152

ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11152
 

■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。



■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656