家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ギャッベ絨毯 (ファイン) *
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11139
毛並みに指を差し込むと爪先が隠れるほどの毛足はファイン・ギャッベとしては比較的長めに刈られたもので、細くやわらかな毛足が密に詰められて上を向き、気持のいい厚みを持ち上げています。ほっこりとした手ごたえの表面は手のひらで押すとほんのりとした弾力に迎えられ、歩いても寝ころんでもしっかりとしたボリュームのクッションを感じます。
手作業の穏やかな曲線を感じる左右の辺は上下の端の毛色と同じ薄赤の糸を使用してギースバフ(三つ編み)という技法で細かくかがられています。上下の端は白い平織り部分を裏側に畳んで縫い止め、通常は左右の辺の裏面のみに取り付けることが多い人工皮の帯は上下の辺も含めて四辺の裏に取り付けられ、補強と滑り止めの役割を担っています。
リビングや子供部屋、ダイニングルームなどに。やんわりとした踏み心地と彩りが足元に広がる、明るい日差しのようなギャッベ絨毯です。

軽やかなレモン色を中心に、緑、ピンクベージュ、青に薄赤と上下対称に展開していく色彩の帯。それぞれの色彩はちらちらと降るように境界から次の色相に溶け出し、竜の卵のようなユニークな色世界を広げています。
染めの濃淡の細かな色むらを入り混ぜながら羊毛本来の茶やこげ茶の渋みも透かし出す染め糸は、艶めきと色の強弱がさざ波のように織り混ざり、光の加減によってはじんわりと輝くようです。
また別の時、別の角度から眺めると、白っぽく艶を消したさらりとやわらかな色彩の中で、色の縞と点描が音階とその間で遊ぶトレモロのように淡くもくっきりと輪郭を浮かべあげます。

織りは丁寧で細かく、1平方cm辺り20目程度の織り目で縛られています。

品番  cg11139
品名  ファイン・ギャッベ絨毯
サイズ  約201×154cm  厚さ 1.5cm強
 (フサは含みません)
素材  ウール100%  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11139

ファイン・ギャッベ絨毯(ギャベ) cg11139
 

■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。



■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656