家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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* ファイン・ ギャッベ絨毯  *
ギャッベ絨毯(ギャベ)cg12277ふかりとよりをほぐした糸はしっかりと詰まって上を向き、腰のある厚みを持ち上げています。毛並みに指を立てるとやんわりとへこんでまた持ちあがり、手のひらで押すと一本一本の毛の集合が心地のいい弾力を与えてしっとりと押し沈みます。ほっこりとした手ごたえの毛先は色むらのすじが示唆する織り段毎に馴染みあい、撫でると細やかな繊維の感触が手のひらを流れます。
左右の端は茶ベージュとこげ茶色の2色で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織り部分を裏側に畳んで縫い止めてあり、その縫い止め部分を含めて上下左右4辺の裏面には人工皮の帯が取り付けられて、織り地の保護とちょっとした滑り止めの役割を担っています。
リビングにはもちろんダイニングセットの足元にも。心地のいいクッションに広くごろんとくつろげる、やわらかな表情のギャッベ絨毯です。

黄を含んだ穏やかなクリーム色に濃淡の影を投げかけて、寄せ返すように流れる色むらの波。可憐に連なる花や植物、方形の組み模様は黄やオレンジ、赤や緑をちらちらとまたたかせ、繊細な抑揚にさらに細やかな、イルミネーションのような彩りを灯しています。
羊毛の色のまま染めていない地の糸色は、明るいクリーム色から茶に栗色、濃淡のグレーにこげ茶まであらゆる毛色がほのかに変遷しながら一段ずつの層を成し、ときにふわりと茶を深め、ときにきらりと白いすじを混ぜ込みながら美しいグラデーションを描いています。
色濃い色むらを含みながらも全体にはクリーム色の印象を保つ地色は角度によっては茶やグレーの縞がより強く目に入り、また別の時にはさらりと淡いベージュに明るい小花が浮かび上がります。
1平方cm辺り約9目のペースで織りあげられたもので、ファイン・ギャッベとしては大らかな織りである代わりに全体にボリュームを感じます。

品番  cg12277
品名  ギャッベ絨毯 (ファイン)
サイズ  約244×172cm 厚さ 1.5cm強
素材  ウール  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料  無料
ギャッベ絨毯(ギャベ)cg12277

ギャッベ絨毯(ギャベ)cg12277



■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。
 


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■販売者/(有)クラフトワーク  ホームページ店: 0565-54-9019  実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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