* ギャッベ絨毯 *
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表面を押すとふこりとへこみ、毛足の間に指先が少し隠れます。手のひらで毛並みを撫でると刈り込みの細かな起伏と存在感のあるそれぞれの毛足、そして手紡ぎ特有のくるん!と強く巻いた糸がちらほらと混ざる、素朴な手ごたえを感じます。左右の端は濃い緑と赤の糸でツートーンにかがられ、四つ端のボンボンは端近くにそれぞれ地色に溶け込むように織り込まれた小さなヤギのモチーフと良い対になっています。 リビングをはじめダイニングセットの足元などにも。緑の芝を敷きこんだような、使いやすいゆったり幅のギャッベ絨毯です。 |
きらきらと露を含んだ新緑の広がる、若々しい緑の草原。黄緑と緑がせめぎ合うように入り混じる色彩は、時にグラデーションを生み、時に集まって帯模様を描きながら含みのある明るさを広げています。レモン色がふわりと緑を纏った染め糸には羊毛の茶色もうっすらと透け出して重なり、濃淡の黄緑のそこここには渋いブルーグレーの糸が草に隠れた小さな花のように一本ずつひっそりと隠れています。
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