家庭織りギャッベ&キリム クラフトワーク 
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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「やさしい砦」 *
ファイン・ギャッベ絨毯 cg15971
一本ずつのまとまりをよく残した細い毛足はしっかりと詰んで立ち上がり、表面に粒のように顔を出しています。1平方センチ辺り25目に近い非常に細かな目で精密に織り上げられたもので、充実した毛足はすっきりとした厚みにやわらかな、心地のいいボリュームを湛えています。張りのある表面に指を立てると腰のある弾力でふこりと沈んですぐ戻り、歩いても座っても安定したクッションに支えられます。
左右の端は黄と薄橙の糸で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、黄と空色の糸でちらちらと飾り織りが施されています。
ソファーの前をはじめ、テーブルやデスクの足元などにも。重くしなやかな質感の、織りの良いファイン・ギャッベ絨毯です。

陽光に包まれた大地をのんびりと歩く2匹の白ヤギ。ほの濃い枠模様に囲まれてぽかりと空いた中央の黄は、乾いた刷毛でこすったようなほの渋いグレーのすじを浮かべながらも穏やかに明るく、下の端では集めたグレーを影のように沈めています。
比べると少しからし色に傾く周囲の黄はよく見ると染め色は中央とあまり変わらず、むしろ茶やグレーの羊毛色が透け出して濃い色味を放っています。一面に細やかに重なるすじ模様の上には細い輪郭で描かれた花と方形の文様が散りばめられ、枠を縁どる花めいた赤い点模様と共に可憐な表情を揺らしています。
枠の左下部分には濃い藍の糸で「7、1」とペルシャ数字が見えます。織り手のみ知るその意味はもしかして裏から読む「17」であり(遊牧民の絨毯でよく見受けられます)、熟練の母から年頃の娘のために織り上げられたものやとも想像されます。

品番  cg15971
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約157×98cm 厚さ 1.5cm強
素材  ウール、たて糸コットン  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格  SOLD
送料    無料
ファイン・ギャッベ絨毯 cg15971

ファイン・ギャッベ絨毯 cg15971

■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。




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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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