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*  ファイン・ギャッベ絨毯 「糸とこころのレシピ」 *
ファイン・ギャッベ絨毯 cg15966
細くやわらかな毛足はそれぞれのまとまりをよく残し、細かな粒のように表面に顔を出しています。1平方センチ辺り約16目のペースで緊密に織り込まれた糸は斜め上を向いて立ち上がり、重なり合いながらほっこりとした手ごたえをたたえています。染め色によって僅かに風合いの異なる毛足は手ざわりにバリエーションを生み、毛並みを撫でるとそこここでほっこりと、意外な起伏が楽しめます。毛足はモチーフの輪郭をきれいに切り出しながらすっきりと短く刈り込まれていますが、詰んだ糸の密度が重みとボリュームを生み、踏むとしっとりとしたクッションを感じます。
左右の端は濃淡の赤で縞々にかがられ、四つ端にはカラフルなボンボンが飾られています。上下の端は平織部分を表側に畳んで毛足の際で縫い止め、裏面は平らな仕上がりになっています。
ソファーの足元や飾りラグ、大きく見応えのある玄関マットとしても。色使いに冴えた感性を見せる、絵画のようなギャッベ絨毯です。

陽に映えて明々と照る赤は鮮やかにもほんのりと、羊毛の茶の渋みを透かしています。枠色に囲まれた大小の方形の重なりはそれぞれの色彩が躍るようなコントラストを描き、太陽の赤をしのぐほどにくっきりと、リズミカルな明暗を披露しています。
上下左右、前後を重ねて境界を分かち合う色彩の領域はレモン色に濃淡の青、茶に緑を散りばめて、クレヨンめいたなめらかな発色に、染めの濃淡と繊維色の陰影を霧のように漂わせています。鮮やかな彩りの中で自然なベージュは白く明るい空間を挟み、濃い藍とのチェス模様がトレモロのように目に響きます。
小花の飾り枠や入れ子の方形、カラフルなギザギザ模様があちこちに浮かぶ中、子ヤギに植物、餌を食むロバ、町を象徴する窓の絵とが日常と憧れを混沌と入り混ぜて、少女の内面世界を描いているようです。

品番  cg15966
品名  ギャッベ絨毯(ファイン)
サイズ  約149×104cm 厚さ 1cm強
素材  ウール、たて糸コットン  
原産国  イラン・カシュガイ族
価格   SOLD
送料    無料




■ファイン・ギャッベについて

細かなモチーフに、つやの良いなめらかな毛並み。ふかふかとした厚みが身上の通常のギャッベに比べ、見た目も質感も繊細なこの種のギャッベは、いわゆる「ファイン・ギャッベ(リーズバフ)」と呼ばれるものです。
ファイン・ギャッベには細く上質なウールが使用され、織りの密度は通常のギャッベの4〜5倍以上と細かく、ペルシャ絨毯に近いものです。通常のギャッベでは1つの織り目に2本の糸を織り込むのに対し、1つの目に対し1本の糸を縛るためより細かな仕上がりとなり、手間もかかるため仕入価格も3倍程度となっています。日本では販売会社によって名前のつけられたものをよく見かけますが、現地の仕入の時点では単に「細かい織り(リーズバフ)」と呼ばれます。
毛の一本一本が目立たない均一な表面はするりとなめらかで、細かなモチーフがきれいに浮かび上がります。モチーフの輪郭を美しく出すために多くは薄めに刈り込まれますが、毛足が密なので歩くとやわらかな弾力があり、軽やかな見た目からは思いがけないほど重く、床に吸い付くように収まります。全体の質感はしなやかで、薄手のものはくにゃりと折りたためるほどです。薄いものはもとより厚手のタイプでも遊び毛は非常に少なく、使い始めからほとんど気になりません。ギャッベの豊かな色彩と自由なモチーフ、ペルシャ絨毯の繊細さと上質さという、両方の特徴を併せ持った絨毯です。




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■販売者/(有)クラフトワーク   ホームページ店: 0565-54-9019   実店舗(名古屋市): 052-763-2656

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