織り終えて残った糸も、大事に集めて仕舞われます。いつか花としてヤギとして、もしくは形のない色そのものとして、新しい命が吹き込まれるのを待っています。 ほんのりと微妙な色むらを浮かべたえんじは、角度によって白っぽくマットな、柔らかな面立ちを見せます。光沢のあるからし色の枠には鮮やかな色合いの点描が流れ、落ち着いた色あわせを軽やかな、おしゃれなデザインに仕上げています。点描をきれいに出すため毛足は比較的薄めに刈り込まれ、踏み沈めるほどの毛の厚みは感じませんが、すっきりと使いやすい一枚です。