赤い糸の染色に使われるアカネ科の植物ロナスの根。若い根から年を経るごとに色合いが濃くなっていくさまは、摘み取りが遅いほど甘くなっていく赤ワインの葡萄のようです。 ほんのりオレンジを感じたりピンクを感じたりする淡くまた濃い微妙な色むらに透明感を感じる、厚手の赤のギャッベです。重なり合う毛足がたっぷりとしたボリュームで、サイズから想像するよりもどさりと重くなっています。表面を指で押すとふかふかと沈み、モコモコとした太めの糸にあたたかく自然な手触りを感じます。ふかりとした毛足を踏み沈めながら歩くのが気持ちのいい、素朴な味のある一枚です。
ご売約済み